ヴッパタール舞踊団の舞台を観に行ってきました。
泣けた。
自分の求めていたもの、まとまらないけどぼんやりと自分の中にあったものがそこに描かれていた。
ステージに四角く切り取られた窓、その光の奥には往復する数人の足。
漏れる光の先には白い椅子。白いスーツを着た男性が座っている。
いや、驚きました。
構成、度肝を抜かれる演出、色彩(白、黒、緑ベースに赤やピンクやクリームソーダ色だったり)
次々に滑りおりてくる黒い帽子のコート姿の男たち。(これは多分主人公の男女の意識なのだと解釈した)
飛び交う黒い帽子。右端上に見える足。滑り落ちそうで落ちない漂う黒い帽子。泣き叫ぶ女。歌う女。怒鳴る男。
円になる。一列になる。
時折奏でるリュートに賛美歌のような民族音楽のような。
まだ消化中で何から書けばいいか分からないので、当分胸に閉まっておくことにする。
はっきり言えるのは、そこにはピナの精神が生きていたということ。
素晴らしかった!ブラボー!
これからはこういうことにお金を使ってしまいそうな予感。
もうひとつ気になるダンスカンパニー、ベルリンを拠点に活動しているSasha Waltz.
↓
8月にベルリンで公演があるようだけど、私が行くのは9月。惜しいなあ。
不思議なのは気になるアーティストやカンパニーが、調べてみるとかなりの確立でドイツ出身。
だから今回の小旅は、かなり自分にとって重要な旅になりそう。
ちなみに11日からベルリンビエンナーレ始まったようです。これもあいにく8月まで。
日本でも7月にわくわくする企画が。
7月2日(金)
クラスター講演会 - ドイツ電子音楽のパイオニア,クラスターの40年史
ハンス=ヨアヒム・レデリウス&ディーター・メビウス
『 ドイツのロック,電子音楽史にその重要な足跡を残し,
現在も勢力的に活動中のクラスター(ハンス=ヨアヒム・レデリウス,ディーター・メビウス)によるレクチャー開催』