2010年4月30日金曜日



春の夕方の湿っぽくて生暖かいけどひんやりした風が吹く今この瞬間にぴったりでした。
すごく懐かしいような時。一段と緑が濃い。
元気になりきれず、少しゆううつな日。

2010年4月29日木曜日

パフォーマンスナウ!



木曜日 : 黄色い花を生けた。模様替えをした。

さて、新しいプロジェクトを思いついて色々やっていたら、先越されていました。(笑)
うーんでもそちらは目的がちょっと違った。
近いうちどこかで発表できたらいいな。
で、来月には校内展なので、色々考えている。
今私はパフォーマンスに特に興味があるので、
『パフォーマンス・ナウ』という本を読みつつ(86年のナウ)考えをまとめている最中。
だから、校内展は「パフォーマンス」を軸にして考えています。

アートに触れれば触れるほど、どこからどこまでがアートとして括られるのか、
正解不正解はあるのか(きっとないのだろうけど)明確な定義を知りたくなってくる。
路上でちょっと目立つことをすれば、やれパフォーマンスだハプニングだとかこれがアートだという人もいる。
果たしてそれは本当にパフォーマンスとみなしていいのか、アートというくくりにまとめられるのか。
パフォーマー自身の哲学に関係してくると思うのだけど、でもそれはその人自身にしか分からないことで。
後付けすることだってできる。
私は後付けする時点でそのものはアートではなくなってしまうと思う。
すごく微妙なところで、その答えをずっと探している気がします。未だに答えは出ない。

2010年4月28日水曜日

ブライアン・イーノと伊丹十三とジャパニーズアンニュイ


映画の授業で「伊丹十三」「車の中」というワードが聞こえてきて、
「あらら?これはもしや?」と思ったら案の定、「家族ゲームという映画なんだけどね」と先生。
ああ!やっぱり!
思わずにやついてしまった。あの『家族ゲーム』の題名が授業に出てくるとは。

母にケッサクだから見なと言われていたのだが、基本外国の映画メインなわたしは先延ばしにしており、
ある日オープニングだけ見て、あ、これは相当きもいと思いまた先延ばし。(ちなみにきもいの好き)
結局全部見たのは2,3年前だったかしら。
きもちわるかった。(いい映画だった)
松田優作にはなじみがないので、わたしの中の松田優作像はこの変態家庭教師になっている。


ああ、悶々としてるがポップなこの空気。日本にしか出せない。


これはあの有名な?シーン。とんでもないエンディング。
シュールすぎるこの配置。家庭教師まさかのセンター。
これを見ていいと思えない男性とは結婚できないと思う。(笑)

去年の夏は日本映画では小津&成瀬フリークだったけど
80年代の日本映画がひっかかる今日この頃。
『1999年の夏休み』『満月のくちづけ』も気になっている。
この時代の日本独自のアンニュイさがフランスとある部分で通じているのかもと思った。
文化においてのフランスと日本はもしかしたらかなり似ているところがあるのかもしれない、と。
これから掘り下げていきたいです。




ちなみにこれは、モーマスが『1999年の夏休み』にインスパイアされて作った曲。
確か1990年の。


''summer holiday 1999''
最近new versionも作ったようで、一番に、と聴かせてくれました。
光栄です。
また少し違う雰囲気で、とても好きでした!


そして今はブライアン・イーノ聴いています。


2010年4月27日火曜日

とりあえず行くの忘れないようにギャラリーメモ。

フセイン・チャラヤン@現代美術館
ルーシー・リー@国立新美術館
ロシア構成主義のまなざし@庭園美術館
アニッシュ・カプーア@SCAI THE BATHHOUSE
ヤン・フードン、
william eggleston@原美術館(6月-)


ルーシー・リーは前回行ったのですが、本当によかった。
三宅一生によるルーシーへの贈り物、
要するにルーシーが三宅に送った陶器のボタンを付けた洋服も展示されていたわけで、
生を見たら、なかなかそこから動けないほどでありました。
ルーシーの陶器も求めていたものがそこにあった!という感じで、
品のよい絶妙な色の組み合わせ、質感、繊細なシルエット。
それぞれの器に盛りつけたいものや、その器が置いてある家の暮らしが見えるほどだった。
まさに以前、暮らしの手帖でルーシーの器を使ってコーディネートした長尾さんの作品は
もう直球という感じで、こっちがびんびんになってしまったほど。
ゆで卵やアスパラ、クレソンなど単純なものを盛りつけているのだけど、
器の声をちゃんと聞いている!器の個性を分かっておる!さすが長尾さんだなあと驚き、
その写真だけで当分生きてゆける!と思った次第。
で、今度またルーシーの器が見れる。すごく嬉しいです。
ちなみに前回行った時、美術館の憩いのスペース的なところに坐ってルーシーのドキュメンタリーを見ていたら
隣に安藤忠雄氏が坐ってきた。
かなり痰が絡んでた。(笑)
思ったよりじいさんだったけど、この美術館を設計した天才が隣にいる!と思うと
ちょっとくらりとしましたよ。


大学の斉藤さんがむっちゃプッシュしていたエグルストン。
目が合った瞬間いきなり「今美術手帖でエグルストン特集やってるんだよ。」と言うから
「は?えぐれすとん?絵描きですか?」なんてちんぷんかんぷんなことを言ってしまいましたが
わたしコミュニティ入っていた。
(でも斉藤さん、「絵も描いてるけどね」とちっちゃくフォローしてくれた。優しい。)
むっちゃ聞いたことある!でもどんな作風だっけ!とか頭の中ぐるぐるしてて
結局分からないまま斉藤さんと別れたんだけど、今日授業内容がNew colorだったので、そこでああこれか!と納得。

2010年4月26日月曜日



民族音楽(ダブリン?)、宗教音楽、電子音楽、フォーク エトセトラ。
センスが良いのです。
momus and anne laplantine
身体が火照っているような、でも冷えているような、
そんな不思議な感覚に陥る春の夜にぴったり。


+

2010年4月25日日曜日

リアルタイムでやばすぎて、脳みそ沸騰しちゃうかと思いました。

プラスチックス再結成ライブ!!!
5月12日@代官山UNIT

2010年4月23日金曜日

japanese new wave



戸川純のすこぶるキテレツな映像を見て頭のねじが外れそうになったわたしです。
うちの両親は、戸川純がTVに映ると「あ、純ちゃんだ」と絶対言う。にやにやして言う。
その割にヤプーズをあまり知らなかったという事実。
『肉屋のように』はすごいアバンギャルドー

PLASTICS周辺の当時の日本音楽は新しいスタイルの模索段階で
音なり歌詞なりの実験的要素が多く取り入れられておもしろい。
外国のNew waveに憧れてるのが見え見えだけど、いい具合に混ざって
日本ならではの面白さが引き出されている。
曲名も興味深いよね。

ヒカシューが「正々堂々とテクノる宣言」をしていたのが妙に時代性を感じる。(笑)
テクノる。いい動詞だ。


トシちゃんかわいすぎー
PLASTICSは不動の地位。メンバーの魅力もある。
父が大学生の時ライブに行ったらしいが、とっても下手だったらしい。(笑)
&どうでもいいけど母はハジメちゃんが好きです。

new waveひとくくりにはできないけど、パイオニア的存在である細野さんはやっぱりやばい。
もはや殿堂入り。

ジャケットのセンス!!
細野さんソロのジャケットはわたしを裏切りません。
あれ、欲しいです。細野さんの20th century box。すごすぎらしいです。


これもどうでもいいけど細野晴臣と伊武雅刀は兄弟みたいにそっくりだ。


2010年4月19日月曜日

ここ一週間で自分も含め周りにも色々な事が起こった。
おめでたいことも、不安なことも、不信感を抱いてしまったりも。
何を信じていいか分からなくなった。
恐怖心の方が勝る。克服は難しいぞえ。


2010年4月17日土曜日

こんにちは、マリア



spring has comeのはずなのに、1週間ほど極寒、雪が降ったりと変な天気。
今日は午後から陽が射してきて、私の白い部屋が薄い青いベールがかかったような色に満ちていました。
わたしははっとするものを見た時に、その雰囲気を、映像とか音とかにすぐ結びつけてしまうクセがあって、
今日は『ゴダールのマリア(こんにちは、マリア)』を思い出した。
私は基本的にあまりゴダールが好きではない。(これは偏見かもしれないが)
だけど、まだ見ていない『ゴダールのマリア』は絶対に好きだと確信している!
カットが素晴らしい。マリアの部屋もすごくいい。
現代版マリアとヨハネ。

映像を探してたら、違う「マリア」に引っかかった。
(これはゴダールのと関連しているみたいだが、よく分からない。)

あの子のような少女が踊っていた。




ここずっと寝る前には『彼女たちの舞台』
色使い。ちょっとださめな服。
かなりリヴェットらしいけど、今まで見ていたものより全然見やすかった。
キェシロフスキキャストもふたり発見。
イレーヌ・ジャコブと『トリコロール青』のジュリエット・ビノシュと愛人関係になる俳優が出ていた。
あの人はどう見てもかっこいいと思えないけど、劇中ではハンサムとされていて、
フランス人はああいう人を「美形」と思うのだろうか。
イレーヌは相変わらず美しくて、私は彼女が本当に好きです。
画面の隅っこにいてもすぐ目がいっちゃう。

部屋の感じもインスピレーションを受けます。
はっきりした水色のシーツに金色のふとん。
雰囲気は全く違うが、『エル・スール』を思い浮かべました。

2010年4月9日金曜日



rest in peace
Malcolm McLaren

2010年4月8日木曜日





完全に春がやって来た
家の桜も満開です


春はわくわくするけど切ないし苦しい。
気持ちに靄がかかってるような。
でもむりやりその靄をとらなくてもいいとも思う。
それぞれの季節に従ったコンディションでいることは
自然な流れだし、それはそれで楽しんでいこう。

と常に思えたらいいのだけど、維持が難しいねー。
無駄なことに神経をすり減らさないことにしたし、毎日毎日新しい気持ちでいたい。

2010年4月6日火曜日

青いフランス




ずいぶんこの映画も見倒したものだ。
青の基調といい。ラ・ワリーといい。パリの夕暮れの青い影を落とした彫刻といい。
コケティッシュな魅力のベトナム人のアルバといい。
「波を止める夢を見る男」の家で流れる音楽。
初めて観た当時はジュールに恋をした。
今はリシャールとかジェラール・ダルモンとかに目がいくけれど。(笑)
この映画で、それまでパリに対して持っていたイメージとは違う一面を見つけた気がする。
なんか覆された。
ていうか、ジャンジャックこれが長篇デビューとかすげー!
この人の、この他に2本見たけど、どれもおもしろいよ!

どうやらDIVAの当時のパンフレットが家にあるらしいが、未だ見つからず。
どうにかして見つけてほしい〜

2010年4月5日月曜日


自分が抱えている問題を逆に人前にさらけ出して
パフォーマンスという形を通して問題点をさらに見極めようとする行為。
むー。
わたしはその問題点を恥として、見ないふり、隠そうとしてしまう。
むー。なんか胸を打つものがあるよ。
私の場合、それをどのように克服していけばいいのかしらん。

自分はまだまだまだまだだ。

いつでもどこでも堂々としていたいね。

2010年4月3日土曜日

散歩とコルビュジェの修道院




Maybe Piloti?
ピロティ的な?

Looking at these buildings, I can not take pictures is not.
こういう建物を見つけると撮らずにはいられない。




Altar, hymn, solemn space, light a candle.
And everything in the church that reflections in my eyes.
The heat in my heart.
Self wanes and sense to be sensitive.
How express that feeling.
My past life maybe relationship monastery.

It seems there is something which monasticism in rural France.

Abbey lean and simple, modern design of Le Corbusier.
I not be understood expertise, but simply breathtaking!
Great.

祭壇、賛美歌、厳粛な空間、ろうそくの光。教会で目に映る全てのもの。
胸の奥をぐっと掴まれる。
感極まって涙出そうになる。
自己が薄れて、感覚がより敏感になるような。
毒素が抜けていくような・・要するに浄化?
あの感じはどう言えばいいのだろう。
前世は絶対に修道院関係とみてる。(笑)

フランスの田舎で短期間修道院生活ができる所があるようだけど・・
果たしてそれは現実になるのか否か。

廊下。祭壇。教室。食堂。
コルビュジェ設計の無駄なく簡素でモダンな修道院。
専門的なことは分からんが、ただただため息!
素晴らしいです。

2010年4月2日金曜日

HOSONO


It's old songs,but Why feeling New?
Exciting.
古いのになぜこんなに新しい?
ゾクゾクとまらん胸騒ぎ。



Haruomi Hosono is my most favorite Japanese musicians,maybe.
Even listening to old songs, which I feel fresh.originality.
It's amazing!

He is ''infallible man'' in my heart.

たぶん日本人音楽家の中で一番すきです、ホソノハルオミ。
昔の曲を聴いてもどれも新鮮。斬新。古くささがない。なんかもう先行ってるよねー
それってすごいことなんだよなあ!

私の中では「間違いのない男」。
ハリー細野はちょっとよく分からないけど。

自己紹介

自分の写真
22. NU Art student. /wakadorinomirukuni@yahoo.co.jp

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